仲本さん、これからも頑張ってください。
持続可能社会を考えるとき、 地球環境はもちろん大切ですが、 そこで暮らす「人」が幸せであることがとても大切です。 「参加者はみんな、社会を変えていくことにすごく貪欲でした。
困っていることの背景を探り、それを打破するには何をすればいいのかを俯瞰して考えることでメンバーをつなぎとめることができるし、結果としてそれが事業を推進する力になります。
バッグの品質は高く、価格設定も約8600円 当時。
何だかんだ理由をつけて、成長は考えないようにしていた自分がいました。
娘がやりたいと思ったことを応援しない親はいないじゃないですか。 母は今も、店舗のマネージメントや、イベントでの接客・販売・営業を全力で取り組んでくれています」 ブランド名の「RICCI」は、「RICH」とかけて、豊かさを再定義したいという思いがあるが、律枝(RITSUE)と千津(CHIZU)を掛け合わせた意味でもあるそうだ。
2の調査(2018年)によると、アフリカの起業件数は世界でトップレベルにあり、5カ国が世界トップ10にランクインしている。
「RICCI EVERYDAY(リッチー・エブリデイ)」は日本とウガンダで法人を立ち上げました。
粘り強さと忍耐強さを持って、生き抜きます」. 日本ではインターネットが発達しているし、ウェブ以外にもいろいろな情報ソースがありますが、新興国ではそういうことはありません。
エシカル消費の時代をしなやかに生き抜く こうして体当たりで広げてきた仲本さんのビジネスは、時代とシンクロする。
トート・ショルダー・クラッチ・ハンドバッグと4通りで使える「アケロ・バッグ 4WAY」をはじめ、ポシェットやトート、また、ポーチ、パスポートケースといったトラベルグッズも展開。
ウガンダ北部は2006年まで20年近く内戦状態にありましたが、そこで戦闘の矢面に立たされたのが子どもたちでした。 でも、あんなことまでするとは・・・」 笑いながら明かしてくれたのが、「伊勢丹事件」だったのです。
そんな現状を見ていると、 アフリカは先進国のゴミ箱になっているのでは?と思うこともあります。
11」をきっかけに考えを改めました。
そこで考えたのが、シングルマザーに働く場所を作り、引いては子どもたちの教育を支援する方法。
というか、アフリカの人たちって陽気でワイワイものを言いそうですが、言わないんですか? 仲本:これが、言わないんですよ! 日本人みたいに、本音と建て前があるんです。
14私もこの事業を始める前は普通の社会人でしたし、母も普通の専業主婦で、私がいま一緒に仕事をしているウガンダのシングルマザーたちも工場で働いていた一工員です。
これから始まるホリデーシーズンは、誰かに何かを贈る機会も増える時期。
2015年8月にスタートし、今夏で2年になります。
人物・経歴 [ ] 出身。
最初はウガンダ人と話すことすらビビっていた私ですが、RICCIのメンバーとも仲良くさせてもらい、生活もかなり慣れてきました! さて、RICCI EVERYDAYの第4号のインターンとして何をやっているかと言いますと、大きく分けて2つあり、一つはSNSマーケティングとして、来たる8月26日に迎えるブランド創業3周年(めでたい!!)に絡めたオンラインPR企画と、もう一つは工房メンバーに対するトレーニングワークショップの実施などです。
どうぞよろしくお願いいたします!!! 最近は今後会社をどのように、そしてどれくらい成長させていこうか、友人にディスカッションに付き合ってもらいながら、様々な角度から考えるようにしています。
2015年ウガンダの首都でなどのが働ける工房を立ち上げ、母と静岡市葵区にRICCI EVERYDAYを設立。
「ウガンダでは、たとえトップクラスの大学に入ったとしても定職に就く事は難しく失業率が高いことに加え、慣習的に一夫多妻制が認められているためシングルマザーが出現しやすい環境にあります。
現地のスタッフたちは慣習的に、自分が何か不満を持っていたとしても、立場が上の人にはあまりものを言わないんですよ。
専業主婦は「マルチタスカー」 ——仲本さんのことを知って、まず驚いたのが「RICCI EVERYDAY(リッチーエブリデイ)」に、30年以上専業主婦だったお母さま(現在62歳)を共同経営者として巻き込んだということ。 9月半ばに1週間の催事コーナーで売ることになり、初日の午前中に用意した20個が完売。 デパートの催事場に乗り込んで、娘のために売り場を借りる約束を取り付けてくるなんて、そうそう出来ることではありませんよね。
2検品では、千津さんの気づかないような細かい点に、品質チェック担当のステラさん(左上)の指摘が入ることもある=RICCI EVERYDAY提供 母のバイタリティに着目…でも「あんなことまでするとは」 さて販路は?と考えた時、千津さんが白羽の矢を立てたのが、母・律枝さんでした。 ウガンダの首都カンパラに工房を持ち、本社は静岡市にあります。
オンラインストアURL: 【 「RICCI EVERYDAY」について 】 「RICCI EVERYDAY」では、豊富なバリエーションのアフリカン・プリント中でも、ひときわカラフルでプレイフルな布地を使用し、デザイン性のみならず機能性も兼ね備えたバッグやインテリアアイテム、アパレルを企画・販売しています。
しかし、起業家の友人たちと交流する中で、ビジネスを通した社会問題への貢献もあることを知り、アプローチを変えました。
市場で見つけてきた好きな柄の布を持ち込むとワンピースや小物など好きなものを作ってくれるそうで、それはウガンダ駐在時代の仲本さんにとって大きな楽しみだったそう。
そのブランドの運営を自分事として考えられる経験をさせてもらえて、いわばいまの事業の疑似体験ができたわけです。 ——安く使われて「お金をもらう以上はプロの仕事してよ」と言われるのが一番モチベーションが下がりますよね。
3卒業後、邦銀を経て国際農業NGOに参画し、ウガンダに駐在。
社会人の方も忙しいでしょうけど、例えば空いた時間で関心のある活動に少し参加してみるという形で、まず一歩を踏み出してみるとまた違う視野が開けてくるのではないでしょうか。
欧米市場も見据えたい」とし、さらに、紛争を経験した周辺国での活動も視野に入れていると話した。
「彼女たちがせっかく得た技術を手放すわけにはいきません」と強い覚悟をにじませる。