何でも適当に扱ったり、雑な対応をしたり、後回しにしたりするイメージですね。 『岸田秀コレクション』(青土社、1992-98年)、全19冊が刊(共著・訳書も含む) 共著・対談集 [ ]• (生きている限り希望がある) He that fights and runs away may live to fight another day. 歌や連歌の才能はすばらしく、容姿もどんな貴族にも負けません。
131959年、同大学大学院修士課程修了。
清水寺へ行って狙うがよい。
」 太郎は大手を広げて待ち受けています。
不精さ• 怠惰さ• 開いてみると、驚いたことに、太郎は仁明天皇の第二皇子、二位の中将が信濃へ流され、善光寺の如来に祈ってもうけた子供であることがわかりました。
あなたは周囲から「ずぼらだね」と言われたことがあるでしょうか。 『 世界大百科事典 第2版』「物くさ太郎」• ()『仏教と精神分析』(小学館 1982年)のちレグルス文庫• 、に就任。 太郎は帝の前でも立派な歌を詠みます。
1『性の象徴的傷痕』(せりか書房 1971年)• ぐうたらの意味 「ぐうたら」とは、周りの雰囲気や空気とは関係なく、作業を怠け全く働かない事を指します。 女房は侍従の局と呼ばれる女房でした。
よりによって女房が宝物にしている琴の上にお尻をついてしまいます。
仕事への嫌悪に起因する不活発 の意• 名前を物くさ太郎ひぢかすと申します。
「ずぼら」の意味 「ずぼら」とは、分かりやすく言うと「だらしがない」という意味です。
「ずぼらとは言われたことがない」という人も、ずぼらの類語なら言われたことがあるのかもしれません。 『心はなぜ苦しむのか』(毎日新聞社 1996年)のち朝日文庫• 」 「男を連れず、輿や車にも乗っていない女房の中から、気に入ったのを見つけて捕まえることじゃ。
15女房は涙を浮かべて、 「今日よりはわが慰みに何かせん 〈大切な琴が割れてしまったので、今日からは何を慰めとしようか〉」 と詠むと、太郎は 「ことわりなればものも言われず 〈仰せはもっとも(理・琴割り)なので何とも申しようがありません〉」 と返歌しました。 「この女こそわが嫁にふさわしい。
『判断と推理の発達心理学』(滝沢共訳 国土社 1969年)• 太郎は地団駄踏んで悔しがりましたがどうしようもありません。
(町沢静夫)『なぜ日本人はいつも不安なのか 寄る辺なき時代の精神分析』(PHP研究所 2000年)• 例えば、「参る」というのは「行く」の謙譲語ですが、貴族様の口にまで食べ物が「参る」ので、「食べる」の尊敬語にもなった、なんて話もあります。
」 「『松のもと』という所でございます。
おい、お前はどうやって命をつないでおるのじゃ。 怠慢さ• 「まだ月は出ないのかねえ。
『唯幻論物語』(文春新書、2005年)• 3月、を卒業。
でも肝心のお嫁さんは見つかっていません。
中学、高校時代は友人とをつくることに熱中する。
ずぼらの類語には「怠惰(たいだ)」「ものぐさ」「気だるい」「不精」などが同じような意味を持つと言えるでしょう。
女房の部屋に入ったかと思うと、すってんころりんと転んでしまいました。
」 なんと理不尽なことと思いつつ、人々は仰せの通り、太郎を三年養いました。
太郎は縁の下に隠れて様子をうかがうことにしました。
(生きている人間にはいつも命がある) 【例文】 「好きなことをして生きるとはいっても命あっての物種なのだから、少しは体の健康も考えたほうがよいと思うよ」. その美しさはこの世のものとも思われません。
いかなるときでも命は大切にすべきだという戒め。
、同大学を定年退職。 なぜなら彼らは、どんなに簡単な方法を教えても、もちまえの「ものぐさ力」で必ず失敗し(買ったのにパッケージを開けるのも面倒というヤツもいる!)、砂漠に水を注ぐように次から次へと商品を消費してくれるから。 『日本がアメリカを赦す日』(毎日新聞社、2001年)のち文春文庫• 太郎はそれを大事に大事に取っておくことにしました。
11ものぐさとは、めんどうくさがること、怠惰なこと、無精であること、またそういう人をいう。
今度は以前とはうって変わって立派なお屋敷で、多くの家来にかしづかれての暮らしです。
太郎は大喜びですが、何せ大口袴(おおくちばかま)や直垂(ひたたれ)など着たことがありません。
」 「辻取とは何ぞや。